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読書メーターまとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:633
ナイス数:161

自分のためじゃなく、誰かのために文章を書きたい。
誰かに喜ばれる感想は素敵だ。

今回、寝ながら学べる構造主義は、コメントを使って長文感想を書いてみました。

序文の良い入門書の条件について。良い入門書は「私たちが知らないことから出発し、専門家が言いそうもないことを拾い集めながら進む」「私たちが知らずにすませてきたものは何かを問う」「答えることのできない問いを示し、読者一人ひとりがその問題を自分のこととして引き受けられるように差し出す」。

最近読んだ「免疫学個人授業」はどうだろう。冒頭で「免疫は体を治すはずなのに、難病の多くは免疫のせい」と書かれている。これは答えのない問い(矛盾)だ。この問いを「免疫とは自己以外を破壊する仕組み」という定義から、免疫の様々な矛盾を辿りつつ「じゃあ自己って何?」という点を考えていく。免疫の仕組みを知るために読み始めたのに、いつの間にか大きな問題に取り込まれる。

私は即興小説トレーニングで上達し、いつかは即興小説の入門書を書きたい。もし書くとしたら「既成の構造に、お題という変数を加えると、なぜか新しい物語が生まれる」ことから始めるのが良いのかな。「オリジナリティとは何か」という問題から「アイデンティティとは何か」という問題に発展させ、人が生きる意味を考える。

「世界には欠けている部分があり、埋められるのは自分しかいない」という実感が、文体を作る。「自分には欠けている部分があり、埋められるのはこの人しかいない」という実感が恋を作る。



集中力はいらない (SB新書)集中力はいらない (SB新書)感想
▼世間が言うほど集中力は必要ない。集中するとは、一つのことに意識を向けることだが、それって機械と同じじゃないか。世間が集中力を重視するのは、機械のように働く人間が求められているからだ。▼過去に上手くいったときのことを考えてみよう。意外に集中していないときでも上手くいっているのではないか。▼本屋で「○○力」という本をよく見るが、「力」をつけることによって、それが良いものだと錯覚させている。いらない力もあるのだ。
読了日:04月22日 著者:森 博嗣
寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))感想
再読。改めて読むと、自分の思考の構造主義化に気づく。「自己自身からの乖離(鳥瞰的視座へのテイクオフ)は、労働や他者とのかかわりの中で達成される」。これは「自分の文体を見つける方法」に似ている。自分の文体は、他者の文章の良いとこを増やし、悪いとこを減らすことで磨かれる。また、文体を完成させるには、社会における自分の役割を発見しなければならない。「世界には欠けている部分があり、埋められるのは自分しかいない」という実感が、文体を作る。
読了日:04月21日 著者:内田 樹
1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)感想
日本には、長くて中身のない話が溢れている。その結果、非効率な仕事、非生産的な会話、非論理的な文章が生まれている。自分も仲間入りしないように、この本でトレーニングしたい。まずは構造を覚える。『現状 → 問題点 → 解決策』『全体 → 部分 → 独自視点』だ。そこに、相手の経験知に合わせて、イメージしやすくなる例をのせると良い。目標を具体的にするのも大切。「どんな時、どんな人に対して話し上手になりたいか」まで考えないと、的外れな技術を追っかけてしまう。
読了日:04月15日 著者:齋藤 孝

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