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恋愛力はコメント力

恋愛力―「モテる人」はここがちがう (ちくま文庫)
齋藤 孝
筑摩書房
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久々の更新。
もうちょい頻度増やさないと……
具体的に言うとハム太郎におけるトンガリくんの出場数くらい

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さて、今回のテーマは「恋愛」です。
みなさん、恋愛してますか?
私は最近、トルタを攻略しようと頑張ってます(え

この本の感想を一言で言うと
ヨン様かっこ良すぎ
冬ソナを見てない人は、今すぐ見るべきです。

本書では、恋愛に必要なのは「コメント力」と述べられてます。
女性は具体的にあれこれ言って欲しい生き物である。
「わたしのどこが好きなの?」と女性がよく言うのが証拠。
(あ、ちなみにこの本は男性向けです)
そこで、女性にどれだけ気の利いた台詞が言えるか。これが恋愛力の要である、と。

本書では主に「村上春樹小説の主人公」「冬ソナのチュンサン、ミニョン」に見習え! と書いてます。
私は最初、ノルウェイの森を読んだ時、「こんな台詞恥ずかしくて言えない」と思ってましたが、どうやら女性は喜ぶようです。知らなかった。

まずは春樹。

「ひどいことを言ったからよ。それで謝りたかったの」
「ねぇ、僕のことなら何も気にしなくていい。
それでも気になるんなら公園に行って鳩に豆でもまいてやってくれ」



「ねぇ」と言って、女性にスッと間合いを詰めて、軽くポンと肩に触れるように相手の心に触れる。
さらに「僕のことなら何も気にしなくていい」という。
女の人は「ねぇ」と言われた効果で、「気にしなくていい」と言われて余計に気になってしまう。
それを見越して「それでも気になるんなら……」と続けている。

その後に続く言葉は、普通なら「飲みに付き合ってよ」など、~~してくれが普通だ。
しかし春樹は「公園に行って鳩に豆でもまいてやってくれ」
単にシュールなのではなく、どこかロマンティックなところがすごい。

その後の「あんなふうに言うべきでなかったと思うの」に対しては
「自分に厳しいんだね」と言い、相手の自尊心をくすぐっている。


「彼女とはどうなったの?」
「別れたね」
「幸せだった?」
「遠くから見れば……大抵のものは綺麗に見える」



間接的に薄い膜をかけて会話をしている。
すると相手は膜をはがしたくなる。そういう気持ちを誘うコメントである。

とにかくきちんとした会話で、二人があっている時間を濃密なものにしようとしている。
一期一会というが、そうなるためにはコメントが独自性を放っていないといけない。


他にも色々あるのですが、スペースの関係上「冬ソナ」に行きます。

ミニョン「サンヒョクさんのどこがそんなに好きなんですか?」
ユジン「自分のことをよくわかってくれていて、心が暖かくて…………(以下続く)」
ミニョンが笑う。
ユ「何故笑うんですか?」
ミ「愛するのにやけに理由が多いなと思って」
ユ「……違います。彼は本当に良い人なんです」
ミ「そう思いますか? じゃあ……例えば、僕を好きな理由は?」
ユ「はい?」
ミ「答えられないでしょう? 本当に好きなときには、そんなふうに理由を言えないものなんですよ」



もし好きな理由をたくさん上げれば「やけに理由が多いなと思って」
もし少なければ「えっ、それだけなんですか」と言えばいい。
どんな会話の流れでも「君は僕が好きなんだ」に行き着く。

ミニョンは常に「自分以外の男を選ぶのはダメ」になるように、会話を操っている。
恋愛には、これぐらいの強引さが必要なのだ。
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